オッズ分析で競馬に勝つということ

勝っている人間の馬券に便乗するのが最強の必勝法

これは私がずっと言い続けていることです。有名無名を問わず、世の中には馬券の天才がたくさんいます。パドックで馬を見る目のある人。競走馬の能力を正確に指数化できる人。極めて優れた直感力を持っている人。タイプはさまざまですが、恒常的に馬券でプラスを計上している人は確実に存在します。また、表に出ることのないインサイダー情報を知り得る人も必ず存在します。これらの勝っている人間に便乗すること。これが最も近道です。そして、オッズを使うことで、勝っている人たちの投票動向に目を光らせます。「オッズの動き=他人の投票動向」に目を向け、そこから「正解=馬券に絡む馬」を探し出します。直前で急激にオッズを下げる馬は「買い」が入った可能性があり、単複の人気差が著しい馬は、誰かがどちらかの馬券で大勝負を懸けている可能性がある。そんなことを常に考えながら、数字から情報を炙りだします。
 

朝一オッズがインサイダー票を教える

なぜ、私が朝一オッズに注目するのか、それには2つの理由があります。1つは単純に朝一に大金をかけられること自体が自信の表れであり、何よりも怪しい点。もう1つは異常が見つけやすいという点です。直前オッズの場合だと全体の投票母数が多いため、仮に大金が投じられたとしてもその変化はわずかしかないため、オッズの変化が見抜き辛くなります。しかし、これが朝一オッズの場合だと全体の投票母数が少ないため、大金が投じられた際に大きくオッズが動きます。3-4-7番人気で決着したレースの朝一オッズが実は1-2-3番人気だったというような極端な例も存在するぐらいです。ゆえに私は朝一オッズに着目しています。
 

朝一オッズがすべてではない

私は今までに朝一オッズ関連の書籍も出版しており、朝一オッズを推奨しています。しかし、朝一オッズだけがすべてと言っているわけではありません。大量投票というものは単勝・複勝のみならず全馬券で発売開始から締め切りまでのあらゆる時間帯で行われるものです。しかし、それらを分析するのは手計算では不可能といっても過言ではなくソフトウェアなどの力を借りなければなりません。そこで、入口としては朝一オッズのみで分析することを推奨しています。朝一オッズだけでも十分に穴馬を発見したり、危険な1番人気を発見したりすることは可能なのです。

インサイダーオッズがすべてではない

オッズの魅力はなんといってもインサイダー馬(異常馬)を探知できることです。これにより勝っている人間に便乗することが可能になってきます。ただ、それだけがオッズの魅力ではありません。もう1つオッズには大きな魅力があります。それが「統計分析」です。オッズは過去数年間単勝人気別成績が似たような数値で推移するというように統計性があります。インサイダー理論に加え、「こういうオッズ体系のレースでは万馬券率が高い」「1番人気と2番人気のオッズ差が●●以上のレースは2番人気は回収率が悪い」といったような統計理論を加えることで、より勝ち組に近づくことができるのです。

したがって、蘆口流オッズ理論とは、「インサイダー理論×統計理論」によって成り立っているということです。

 

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