蘆口がオッズ分析をする理由とは?


私がオッズ分析を利用するのには2つの大きな理由があります。

1つ目は過去の膨大な統計情報に基づき、客観的な予想ができるというのがあります。

例えば、以下の問いをご覧ください。

「地方馬や海外馬が出走してきた場合、あなたはどう判断しますか?」
「休み明けの馬の状態をどのように判断しますか?」
「初出走のコースでの適正はどの様に判断しますか?」

おそらく、、、
「地方馬なんて滅多に来ないんじゃない?」
「前回休み明けで大敗しているから今回も来ないでしょう。」
「血統的にこのコースでも問題ないのでは?」

というような根拠に乏しい、希望的観測で判断してしまうことはないでしょうか?

しかし、蘆口流のオッズ理論では、
「この地方馬は朝一に異常投票があったので穴をあける確率が高い!」
「この休み明け馬は朝一からまったく売れないので必要ない!」
「この馬は高確率で馬券に絡むオッズバランスなので来る確率が高い!」

というような根拠のある予想が可能になります。
 

2つ目はオッズは常に進化しているという点です。

普段、オッズ分析をされていない方は、オッズが進化と言われてもピンとこないと思います。

例えば、1番人気の勝率は毎年30%前後でほぼ一定です。

この確率は今後も変わることはないでしょう。

しかし、1番人気になる馬の質は毎年変わっています。それは競馬が毎年進化するからです。競馬場が増えたり、コースが変わったり、馬場が変わったり、騎手が変わったり、と競馬は毎年かなり多く変化し、進化していきます。

それに伴い、1番人気になる馬の特性は変わってきます。

例えば、スピード指数がまだ流行していなかった20世紀。スピード指数を使えば美味しい配当をGETすることができていました。

それは、スピード指数が上位の馬でも人気になっていないことが多かったのです。

しかし、スピード指数という考え方が一般化されてきた現代においては、スピード指数上位の馬は上位人気になる確率が高くなりました。

もちろん、スピード指数は今でも重要なファクターであることは間違いありませんが、20世紀に比べれば妙味が減ってきているのは事実です。

騎手の視点で考えても、1番人気になりやすい騎手は年々変わってきています。

これだけ競馬の質が変わり、1番人気になる馬の性質が変わっても、1番人気の勝率は毎年変わらないのです。

これは競馬の進化に合わせて、オッズも進化していることの何よりの証明なのです。

つまり、オッズ分析はこれまでも、今も、これからも通用する理論だということです。
 

以上の理由から、私はオッズ分析をしています。

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